経済産業省「令和４年度無人自動運転等のＣＡＳＥ対応に向けた実証・支援事業費補助金」に係る補助事業者採択のお知らせ
2022年8月
当社（本社：群馬県桐生市、代表取締役社長：北澤 直来）は、下記のとおり、経済産業省「令和４年度無人自動運転等のＣＡＳＥ対応に向けた実証・支援事業費補助金」の統合制御用半導体のシミュレーションによる設計基盤構築事業の補助事業者に公募・採択されましたので、お知らせいたします。
1．本事業の目的及び概要
本事業は、運輸部門における省エネルギー化のため、自動運転をはじめとした次世代自動車等の開発の加速化、データ連携による運輸最適化や環境性の向上を実現することを目的とします。
２．事業内容
自動運転車両等の先行開発の効率化のため、実機を使用せず車両全体をシミュレーションで評価できるよう、データ連携や最適制御を可能とする半導体等の機能モデル及びモデル接続のガイドラインを構築する事業。
３．当社の取り組み
モデルベース開発のメリットである、フロントローディング注1を自動運転開発に適用し、すり合わせのデジタル化を推進するため、“公開されている自動車開発におけるプラントモデルI/Fガイドラインの運動性能モデル”と自動運転制御コントローラを含む“統合ECU制御モデル”を接続したシミュレーション環境（ＭＩＬＳ）をアップデートし、自動運転をはじめとした次世代自動車等の開発の加速化に貢献いたします。
４．ご参考
無人自動運転等のＣＡＳＥ対応に向けた実証・支援事業費補助金事務局 一般社団法人環境パートナーシップ会議ＷＥＢサイト
https://epc.or.jp/fund_dept/case/04saitaku
（注1） フロントローディング：設計初期段階に負荷を掛け、後工程で手戻りを減らす開発手法