社員インタビュー07｜採用情報サイト｜株式会社両毛システムズ

People人を知る
システムをカタチにする
“通訳”となる

公共事業部警察ソリューション課係長
システムエンジニア　若林信也

※所属は取材当時のものです

PROFILE

2010年、キャリア採用にて入社。学生時代は工学部建築学科で学び、IT業界を中心に就職活動を行う。新卒で入社した会社でプログラマーとしてのキャリアを積んだのち、両毛システムズへの転職を機にシステムエンジニアへと転向。市町村向け固定資産税システムの運用サポート担当を経て、現在は各都道府県の警察向けシステムに携わる。

Q両毛システムズに 入社した理由

プログラマーとしてシステム開発の仕事をするなかで、「お客様と直接話す機会を得たい」と考えたのが転職のきっかけです。前職では開発に携わったシステムがどのような評価を受けているかお客様の声を聞くことができず、最後まで見届けられない歯がゆさを感じていました。人とのコミュニケーションに苦手意識は持っていましたが、自身の仕事の幅を広げる意味でも、「これまでとは違った環境でチャレンジしてみたい」と一念発起。今ではお客様と会話をしながら進めていく仕事が増え、前職で悶々としていた気持ちが、新たな挑戦によって晴れたような気がしています。

公共性の高いシステムを提供していることも、両毛システムズを選んだポイントのひとつです。市町村や警察が扱う情報は膨大な数にのぼります。お客様にとって使いやすいシステムをカタチにできれば業務効率化が図れ、新しい価値を創造できる時間が生まれる。ひいては社会貢献に繋がる。という業務内容に魅力を感じました。ひと昔前なら紙ベースで一つひとつ行っていた作業が、システム導入によって、より安全かつ迅速に処理できるよう改善され、AIの登場でさらにその改善が進んでいます。お客様の業務に新たなスタイルを取り入れていく、その最前線に携われる点にも惹かれました。

Qエンジニアとしての やりがい

お客様からシステムに関する問題点や要望を「聴く」こと、それをカタチにするためにプログラマーに「伝える」こと。これがシステムエンジニアに求められる仕事です。たとえば、システムを使われているお客様から「なんとなく手間が多い気がする」と抽象的なリアクションをもらったとき、具体的にどんなことが問題なのか、深く掘り下げなければ根本にある問題を解決できません。お客様との会話を重ねてその糸口を掴み、汲み上げた情報をより専門的な言葉でプログラマーに伝える。いわば“通訳”のような役割を通し、実際のシステムとしてカタチになっていくことにやりがいを感じます。

AIをはじめとした最新技術が目まぐるしく登場する今日、お客様とともに悩みながら、新たな価値が生み出せることもやりがいに繋がっています。警察業務でいえば「AIによる犯罪予測」が例として挙げられますが、現時点ではまだたくさんの問題点を抱えているものの、最新技術により提案や挑戦の幅を広げていけるのもこの仕事のおもしろさです。ただしいくら最新技術を導入しても、市民の安全に貢献できなければ意味がありません。技術を追い求めるだけでなく、お客様が本来取り組むべき業務のパフォーマンスを上げるために、いかに寄与していくか。それを考え、提案していくのもこの仕事の醍醐味です。

Q社風や働く環境について 感じていること

入社当初から感じているのは、社員同士の会話が多いこと。前職のプログラマー時代は一人で黙々と作業を進め、わからないことがあったら誰かに相談するスタイルでした。現在は事あるごとに隣の席の同僚と「そっちはどんな感じ？」と声を掛け合うなど、些細なことでも日常的な会話が繰り返されています。システムエンジニアとして仕事を進めるうえで、社内の各チームとの連携は必要不可欠。日頃からコミュニケーションが取れていると、円滑にプロジェクトが進められるだけでなく、なにか問題が起きたときにもフォローし合いやすいです。

会社の文化として「他者への奉仕の精神」が根付いているとも実感します。それは、お客様に対する姿勢としてはもちろん、社員同士でも同様。困っている人がいたら相談に乗り、具体的なアドバイスをし、助け合いをしています。会社は利益のための合理性が求められるものですが、そればかりを追い求めてしまうと無味乾燥な職場になりがちです。締めるところは当然締めながらも、社員同士の厳しい上下関係がなく、仲間とフランクに話せる環境が両毛システムズのいいところだと感じています。